はじめに
半年前くらいに「君はXperia 1 Ⅶを買うのか?」みたいなブログを書いた。
これはなりーくんがなりーくんに対して購入を説得する内容。
書いた1か月後くらいに文鎮化問題が顕在化し、かなり話題になった。残念ながらXperia 1 Ⅶは販売休止に陥り、2025年9月下旬までそれが続いた。
事態が収束し、受注を再開したのが9月中頃。その受注再開のタイミングで購入を決断し、実際に手にしたのが9月末。
それから2か月の間、もちろんメイン機としてXperia 1 Ⅶを使い続けた。その間に感じたことをまとめたい。
ついに買っちゃったよ、約22万円……

前提として
先に載せたブログでも書いたが、私はXperia 1 Ⅲ(SIMフリー版)からの買い替え。
SoCはSnapdragon 888 5GからSnapdragon 8 Eliteにパワーアップ。
ROM/RAMは実は同じで、ROM12GB/RAM512GBのモデルだ。
私は仕事でまぁまぁスマホを使用するし、ゲームもそれなりにする。
Xperiaに一番求めている性能はカメラ。次に動作の快適さ。あと「Xperiaならでは」のカッコよさみたいなの。
ファーストインプレッション
第一印象は「一般的な姿になったなぁ……」だった。今までのXperia 1 Ⅲは21:9の画面アスペクト比という縦長スマホ。それに対しXperia 1 Ⅶは19.5:9となり、より一般的なスマホのアスペクト比に近づいた。このアスペクト比はFace ID対応のiPhoneと同じらしい。(Apple弱者なので実感していない)
上下のベゼルは健在。むしろパンチホールカメラのように画面内の非表示領域が出来るくらいなら、多少画面が狭くなっても非表示領域がない方が良かったりする。
背面はカメラの主張が強くなった。1Ⅲは楕円形の黒いユニットの中にカメラが3つある、というデザインだったが、1Ⅶは「3つのレンズ!」という主張がしっかりされている。
しかしその3つのレンズは雪国信号機のように縦に整列されており、妙に馴染みを感じるデザインだ。これは使っているうちに慣れるだろう。
背面パネルは細かなドット柄、側面には細い溝加工がされており、裸で持っていると妙に心地がよい。実際はカバーをしてしまうので、その恩恵に与れることはあまりないが……
幅広になったからか、1Ⅲ→1Ⅶで10gしか重量が増えていないのに、なにやらずっしりと質量を感じる。じきに慣れるとは思うけど……
処理性能など
前述のとおりSoCはSnapdragon 8 Eliteを搭載。処理速度はApple A19 Proに少し劣る程度で、しっかりハイエンド向けのSoC。そのため処理が高速で、動作のもっさり感は一切ない。むしろあっては困る。22万円だし。
メモリも12GBで十分。マルチタスクをしっかりこなせるし、まぁまぁ重いゲームの処理落ちも起きない。
Xperia1Ⅲ比では、動作そのものが安定してきた印象が強い。ウマ娘の起動画面で多少動作が重くなりがち(ややラグくなる)だったのだが、1Ⅶはそれが一切ない。
サイドセンスの起動や、サイドセンス→ポップアップ画面起動、なんていう、瞬間的に負荷がかかる動作の安定感も増している。プロセッサの進化ってここまで影響するんだ。。
カメラ性能
文句のつけようがない。画質良し、AF良し。
SIMフリー版はシャッター音を消すことができる。その機能は引き続き搭載。
物理シャッターボタンも健在。おれはこのためにXperiaを使っているのだ
新たに増えた機能は多いものの、使用頻度が高いものでは
・接写を自動感知して超広角カメラに自動切換え
・マニュアルフォーカス(MF)時にピーキングできるようになった
(これ結構便利)
・動画撮影時、録画しながらレンズ切り替えができるようになった
・(機能そのものではないが)レンズ切り替え時の動作が高速化した
通常写真モードでもフォーカスモード・シャッタースピード(SS)を選択できるようになった。これはあんまり使っていないけど。
テレマクロ撮影は結構楽しい。普段拡大しない部分の拡大にも役に立つし、例えばダイナミックな画を接写で撮る、みたいなこともできる。

1Ⅲはカメラ機能がよりプロ向けだった。UIはミラーレス一眼「α」の操作系統と同じ。αユーザーなので操作は分かりやすかったが、あまり一般向けではなかった印象がある。
その点1Ⅶはより分かりやすくなったと思う。「α」っぽくなくなった、とも言えるが。
プロモードは健在だし、しっかりいろいろ設定できるし、条件がよければ星景写真も撮影できる。しかし星景の場合はMFピーキングがそこまで役に立たないので注意。

その他の感想
見出しにするほどでもない感想をつらつら書いていく。
①電池持ちについて
公式では2日間もちます!と喧伝している。が、それはもちろん使い方に依るところが大きい。しかし、確かに電池持ちは良くなっている。ヘビーユースしても1日くらい平気で持つ。
②機種変について
3年間機種変をしていなかったけど、すっごい便利になったね!
以前は有線のUSB-Cケーブルで繋いでいた気がするんだけど、今は無線でOK。軽ーくセットアップをして、あとは放置。その間にシャワーにでも入っているといい。
移行完了後は壁紙からアプリアイコンの配置から、一部ログイン情報ですら引き継いでくれる。すげえ。
気を付けなければならないことは、移行するデータの種類である。私の場合は旧スマホ(1Ⅲくん)に400GBを超えるデータ、主に動画を保存していたため、それをまともに移行させようとすると1日かかる(マジで23時間48分とか表示された)。
そのため、写真と動画については移行させなかった。この辺はGoogle OneとGoogleフォトでバックアップをかけているので大丈夫。
困ったこと
①-1【解決した】Android16アプデでの困りごと 充電できない!
そう、充電できなかったのである。
それは特定条件下で起きるものだった。なりーさんの場合はモバイルバッテリー接続時に発生していた。機種は「CIO SMARTCOBY TRIO 20000mAh 65W」。おそらくモバイルバッテリーの充電電圧制御機能との相性が悪かったのだと思われる。
この問題は再アップデートにより解決している。
①-2 【未解決】Android16アプデでの困りごと 音楽再生時の不具合
私は音楽サブスクでLINE MUSICを愛用している。
Bluetoothを経由させ、カーオーディオで音楽を再生するとき、特定条件下において音楽の再生が止まったり、曲移動などができないことがある。
私が特定している条件は、
・エンジンをかけカーナビが起動→音楽が自動再生されるとき
・カーナビはPioneer AVIC-RW711
・音楽再生開始から一定時間で音楽再生不能に →再アップデートにより、再生不能になった場合、音楽が自動的に次に送られるようになった
・再生不能になる前に次の曲に送られた場合(曲の再生終了後の次送り・手動での次送り)は発動しない
というもの。要は、エンジンかける→音楽再生される→歯切れ悪く次の曲に行く、というものである。
この問題は執筆時点で解決していない。また、Spotifyなど他の音楽サブスクでは起きていないので、LINE MUSIC特有の症状の可能性がある。
②ケースの選択肢が依然少ない
販売数が少なめな機種だからこその困りごと。
例えばXperia 1 Ⅲの時はELECOMがケースをいくつも販売していた。レンズ周りもしっかり保護してくれるTOUGH SLIMシリーズがお気に入りだったのだ。
しかし、Xperia 1 Ⅶの時は状況が一変。手帳型ではない専用ケースは「ハイブリッドケース」しか出ていないのである。
調べてみたところ、1Ⅲの時は手帳型含め15種類。1Ⅶはわずか6種類だ。
参考までに、Xperia 10 Ⅶも15種類ほど見受けられる。限られた経営資源を、より売れる機種へ注ぐという、一般企業で必要な事象だろう。
そのため、私はAmazonの奥地でケースを探すこととなる。
最終的に私が行きついたのが「Rhaosoco」というブランドのPC+TPUケース。
このケースの良いところは、薄型軽量で保護能力も高めなところ、色味がXperia本体に寄せられており浮きすぎないところ、そして何より「ボタン類が覆われていない」ところである。
実はシャッターボタンのみドット加工がされている。手触り◎。
これを生かせるケース、実は少ないのである。
私は通常版を購入したが、MagSafeに対応したバージョンも発売されている。
私はMagSafe対応機器を一切持っていないものの、レビューを見る限り上々の評価。
発売当初、MagSafeの位置ずれや、磁力によるカメラのモーター動作不良が起きていた。しかし、メーカーがすぐ改良版を発売したことで不具合が改善。一切言い訳をしなかったその姿勢が一部レビュアーを賑わせたのである。
まとめ
Q. なりーさんはXperia 1 VIIを購入して満足していますか?
A. 大変満足しています。後悔していません。
Q. 購入を迷っている方々にひとことどうぞ。
A. 迷っている理由が「価格」なのであれば、迷わず買いましょう。困難は分割すること。
今週のお題「買ってよかった2025」でした。






























