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【買ってよかった】ソニー ワイヤレスイヤホン“WI-C310”レビュー

ソニーのワイヤレスイヤホン、WI-C310を買って4か月くらい経ったので、使用感とかのレビュー。結論から言ってしまえば、買って良かった!!!

 

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WI-C310/L。中の人が使っているやつ。
出典:https://www.sony.jp/headphone/products/WI-C310/

 

概論(?) 

ソニーと言えばノイズキャンセリング、みたいな印象はある。左右独立型ワイヤレスイヤホンのWF-1000XM3や、ワイヤレスヘッドホンのWH-1000XM4は、ガジェットオタクの中でも話題に上った記憶がある。ウォークマンにはノイキャンがいつしか搭載されるようになり、付属のイヤホン(有線)もノイキャン対応だったという遠い記憶がある。

しかし、これらはクッソ高い。ノイキャン対応モデルは高価である、と相場が決まっているものだ。
WF-1000XM3は25000円程度、WH-1000XM4は40000円程度。我々貧乏学生には到底手が出ない価格帯の商品である。

 

今回僕が買ったのは、WI-C310という、左右が独立していないタイプのもの。もちろんノイキャン非対応。たぶんこいつが一番、価格と品質のバランスがとれた製品だと思う。5000円前後の予算で、迷ったらこれを買え、的なやつ。

音質レビューはずぶずぶのド素人なのでしません。でも、中高音と低音のバランスはいいかも。ベースもちゃんと聞こえるし、ヨルシカのボーカル、Suisさんの声はより素敵に聞こえる(当社比)。

 

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良かったポイント◎

ガジェットの一番の特徴は15時間のロングライフバッテリー。つまり、満充電から15時間連続で使い続けられる、というもの。5時間ぶっ続けのオンライン授業でも不満なく使えるし、その後に音楽を聴きながら買い物に行く、なんてしても、半分も使っていないことになる。
寝る前に充電忘れてた!なんて時も大丈夫。10分の充電で60分の音楽再生が可能。どったんばったん大騒ぎな朝でも、充電忘れに気づきさえすれば問題なし!たぶん!

 

あとはコンパクトに収納できるということ。丸めてポケットに放り込むことができる。

WI-C310の購入を検討するとき、おそらくWI-C200というモデルと比較することになるだろう。WI-C200は500円程度安価になっている。310も200も、機能はほとんど同じだ。

では、何が違うのか。コードが絡まりにくいか否か、という点に尽きる。
WI-C310はフラットケーブルを採用しており、丸めても絡まりにくい。実際にポケットに放り込んだりすることは多々あるものの、全く絡まることがない。たぶんこれ、断線も起きにくいんじゃないだろうか。

WI-C200はフラットケーブルではない。これが310との差であり、500円の価格差の正体である。

 

マイクが付いていることも役に立つ。ワイヤレスイヤホンにも、たまーにマイクが付いていなかったりする。WI-C310には全指向性マイク、つまり「どの方向の音も拾えますよマイク」が搭載されているため、通話にもWeb会議にもちゃんと使える。

地味にUSB-TypeC対応なのも嬉しいポイント。裏表を気にしなくていいし、MicroUSBを1本多く持ち歩かなくていい。「Lightning……iPhoneだけだよ!」

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△注意点△

注意点は、「防水防滴/防塵」に非対応な点だ。降りしきる雨を傘もささずに走り抜ける、なんてシチュエーションにはお勧めできないので、ちゃんと外してポッケにしまおう。汗をかく運動の時に使う予定の人にも、あまりお勧めできないかもしれない。

あとはapt-X非対応であることも注意した方がいいかもしれない。ワイヤレスオーディオには遅延がつきものだが、apt-Xはその遅延をかなり軽減してくれる。WI-C310は非対応なので、音ゲーとかの用途には向かないかもしれない。Androidに限定した話ではあるけど。
ただ、致命的な遅延にはなりにくい。コンマ何秒の世界なので、普段使いにはそこまで影響がないと思う。

もちろんノイズキャンセリング非対応。ただ、周囲の雑音はそこまで気にならないけどね。遮音性はけっこう高いと思う。これを使ってから、「もうノイキャンを目指さなくてもいいや」って思ってしまうくらい。

使っていて微妙な(?)点は、風に弱いところ。強風が吹くと、結構な確率でイヤホンが吹っ飛んでいく。なんでやねん。

 

中の人ワイヤレスイヤホン遍歴

はじめてワイヤレスイヤホンを買ったのは2017年。AnkerのSound Buds Slimだった。

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2年くらい使い続けて、ケーブルのビニールが破れた。経年劣化だろう。
2019年に買ったのは、AnkerのSound Buds Slim+。先に挙げたやつの進化版。

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しかしこいつはダメだった。破裂音が時たま鳴り響くという、イヤホンにあるまじき不良のせいで、QOLが下がってしまった。

我慢して使い続けたけど、またケーブルのビニールが破けた。金属線がむき出しな状態。応急処置的に買ったのが、TaoTronicsのSound Elite 71。

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これには不満が全くなかった。強いていうなら、耳にかける部分が重いこと。

 

しかし、2か月でなくした。イヤホンのなくしイベント発動。2016年のイヤホンなくし事件以来、2度目の出来事だった。

文明に慣れ親しむ、ということは恐ろしい事だ。なくした日以来、僕は発狂しながら日々を過ごした。そして、遂に2020年10月、WI-C310を購入したという訳である。

 

過去に使用してきたワイヤレスイヤホンは、どれも耳の穴だけじゃなく、内部にシリコンみたいなやつをはめ込むタイプである、という特徴を持つ。これは外れにくいというメリットはあるものの、長時間の装用で耳が痛くなる、というデメリットを持つ。

WI-C310は、これらと真逆である。強風でイヤホンが飛びそうになる反面、長時間装用していても疲れにくい。使用環境さえ考慮すれば、ずっとつけていられる。神。あと安い。

そういえば、装用しない間にマグネットで止めておけるんだけど、それの磁力はそこまで強くないかも。結構簡単に取れてしまう。

 

カラバリが4種類あることは、個人的に嬉しいポイント。安いやつは黒一色であることが多いからだ。 2016年に無くしたイヤホンは赤。WI-C310は青を買った。イロモノ、結構好き。

 

という訳で、WI-C310のレビューでした。みんなもSONY沼に落ちよう!(?)